重要文化財 弘前学院外人宣教師館弘前市稔町13-1(弘前学院大学内)
竣工 明治39年(1906年) 設計 櫻庭駒五郎
木造2階建てで、南西隅に配置された八角形の尖塔が特徴的な建築物である。屋根はトラス構造となっており、尖塔先端の突針飾りや尖塔脇の煉瓦積煙突、淡黄色の下見板壁に葡萄色の柱や土台、また半円形の欄間窓など、西洋館が強くイメージされた意匠となっている。
- 2018/10/24(水) 08:28:31|
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県指定文化財 日本聖公会弘前昇天教会教会堂弘前市山道町7-1
竣工 大正9年(1920年) 設計 ジェームズ・ガーディナー
ゴシック様式の煉瓦構造の平屋建で、窓枠のカスプトアーチを始め、チューダーアーチで構成される内部のトラスから、祭壇のあるアプスに向かって造られる空間や、柱形の模様、登りアーチのなかにトレフォイル、キャタフォイルのさりげない飾り、カーブする方杖が添えられて構成されるチューダーアーチ、化粧屋根裏と母屋やトラスのコントラストなどが見事である。
- 2018/10/23(火) 08:35:58|
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県指定文化財 旧東奥義塾外人教師館弘前市下白銀町2-1
竣工 明治34年(1901年) 設計 メソジスト伝道本部(アレキサンダー宣教師)
屋根は赤、外回りは質実堅牢な構成である。上げ下げ窓が多く、屋内は白漆喰を主体とするシンプルな仕上げであるが、外壁の白に付け柱などのオリーブ色、煉瓦の茶は瀟洒なコントラストをなしており、庇の飾りはさらに繊細さを添えている。
- 2018/10/22(月) 10:41:30|
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県指定文化財 旧弘前市立図書館弘前市下白銀町2-1
竣工 明治39年(1906年) 設計 堀江佐吉
ルネサンス風の意匠を基調とした木造3階建で、左右両端に配置された八角形3階建ての塔が特徴的な建築物である。建物全体に窓が多く配置されており、さらに正面中央には採光のためのドーマー窓を設けるなど、図書館としての機能にも配慮された設計となっている。
- 2018/10/21(日) 16:46:41|
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重要文化財 青森銀行記念館 (旧第五十九銀行本店本館)
弘前市元長町26
竣工 明治37年(1904年) 設計 堀江佐吉
正面中央に展望台を設けた木造二階建の明治洋風建築で、防火建築として瓦貼り漆喰塗り。ルネッサンス風の意匠を基本にした好建築。地方小都市に残る明治建築の中では意匠的にも優れたものの一つである。
- 2018/10/20(土) 19:58:49|
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