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近代建築巡礼

金沢市の近代建築 13

旧陸軍第六旅団司令部庁舎  
金沢市丸の内1-1(金沢城公園内)  「ときめき度」  
竣工 明治31年(1898年)    設計 陸軍省経理部

中央玄関部分を張り出させ、正面性を強調している。窓台や玄関開口部・玄関屋根妻面等に施されたレリーフや蛇腹装飾、縦長の上げ下げ窓などに、当時の洋風建築のパターンが見られる。 2020/5再編集 

b旧第六旅団司令部
2005/6撮影
  1. 2017/08/22(火) 20:34:21|
  2. 石川県
  3. | コメント:0

金沢市の近代建築 12

登録文化財 石川県立美術館広坂別館 (旧陸軍第九師団長官舎) 
金沢市出羽町1 「ときめき度」 
竣工 大正11年(1922年)    設計 陸軍省経理部

正面はハーフティンバー調とし、車寄を張り出す。半切妻の大屋根を架け、平側に切妻破風を突出させて特徴とする。内部では応接室や旧食堂の暖炉飾などに当初の意匠を残している。 2020/5再編集

b旧師団長官舎
2013/5撮影




  1. 2017/08/22(火) 20:06:53|
  2. 石川県
  3. | コメント:0

金沢市の近代建築 11

重要文化財 金沢くらしの博物館 (旧石川県第二中学校本館) 
金沢市飛梅町3-31 「ときめき度」☆☆ 
竣工 明治32年(1899年)    設計 山口孝吉

入り組んだ屋根、玄関の車寄せ、上げ下げ窓、胴蛇腹、ランプ吊りなど、明治時代の西洋風木造学校建築を今に残した貴重な建物で、階段部分の屋根は避雷針を立てた尖塔になっており、建物全体を特徴づけていることから「三尖塔校舎」呼ばれていた。 2020/5再編集

b旧石川県立第二中学校
2003撮影
  1. 2017/08/21(月) 20:20:57|
  2. 石川県
  3. | コメント:0

金沢市の近代建築 10

石川県政記念 しいのき迎賓館 (旧石川県庁舎)  
金沢市広坂2-1-1 「ときめき度」☆☆ 
竣工 大正13年(1924年)   設計 矢橋賢吉・笠原敏郎

金沢の近代建築の手本となった庁舎。スクラッチタイルが美しい外観を持ち、歴史的価値の高い名建築を以前の建物の半分近くの規模に縮小され、交流拠点として効果的に再活用されている。 2020/5再編集

bしいのき迎賓館1
2016/11撮影
  1. 2017/08/20(日) 20:03:44|
  2. 石川県
  3. | コメント:0

金沢市の近代建築 9

登録文化財 金沢市立玉川図書館 近世史料館(旧専売公社C-1号工場)
金沢市玉川町2-20  「ときめき度」☆☆   
竣工 大正2年(1911年)   設計 大蔵省臨時建築部(矢橋賢吉)

赤レンガの美しいイギリス積みの精密な質感の外観に特徴があり、赤レンガの壁面と白ペンキの木製サッシとの対比のある建物。1、2階の窓には大アーチが掛けられており、一体に扱われている。壁面はアーチやまぐさ、換気口等を巧みにまとめたパターンが連続している。また、屋根の棟上に規則的に配置された換気塔や、隅角部の小塔がアクセントになっている。 2020/5再編集

旧専売公社金沢工場(1)
2000/11撮影

専売公社金沢工場
1999/12撮影
  1. 2017/08/19(土) 20:42:44|
  2. 石川県
  3. | コメント:0

金沢市の近代建築 8

登録文化財 国立工芸館 (旧陸軍第九師団司令部庁舎)
石川県金沢市出羽町3-2  「ときめき度」
竣工 明治31年(1898年)     設計 陸軍経理部

正面のぺディメントやピラスター、上下窓など簡素なルネサンス風の外観で明治期の庁舎建築の好例。金沢城内から移築され、現在、旧陸軍金沢偕行社と共に解体移築工事中で、過去に撤去された部分も復元し、外壁や窓枠の色も明治期の建設当時を再現し2020年に国立工芸館の施設として、東京国立近代美術館工芸館が移転した。2023/8再編集

国立工芸館2
2020/6撮影

国立工芸館
2020/6撮影

b旧陸軍第9師団1
2007撮影



  1. 2017/08/19(土) 20:31:29|
  2. 石川県
  3. | コメント:0

金沢市の近代建築 7

登録文化財 国立工芸館 (旧陸軍金沢偕行社)
石川県金沢市出羽町3-2     「ときめき度」☆☆
竣工 明治42年(1909年)    設計 陸軍経理部

コリント式のピラスターやドーマー窓等、バロック風の装飾を用いた外観は、全体として華やか。現在は移転改修工事を施された後、国立工芸館の施設として活用されている。2023/8再編集

国立工芸館3
2020/6撮影

b旧陸軍第九師団偕行社
2007/3撮影
  1. 2017/08/19(土) 20:21:07|
  2. 石川県
  3. | コメント:0

金沢市の近代建築 6

登録文化財 金沢文芸館 (旧高岡銀行 橋場支店)
金沢市尾張町1-7-10  「ときめき度」☆☆
竣工 昭和4年(1929年)    設計 清水組

簡略化されたネオルネサンス様式の建物で、ファサードを縦にほぼ1対2にフリーズとコニースからなる水平の胴蛇腹で上下層に分け、フリーズには円盤状のメダイヨン装飾を連続して付けている。交差点のカーブに沿った曲面のファサードで、建物右隅角部は曲線で丸めている。正面玄関はイオニア式角柱付け柱を左右に配し、1、2階の窓を一体化した5個のアーチを正面に並べ、アーチ頂部には大きなキーストーンの意匠を付けている。3階の窓は角窓で頂部に持ち送りをキーストーン状に付けている。2020/5再編集

b旧石川銀行橋場支店b
2016/6撮影 
  1. 2017/08/18(金) 20:42:41|
  2. 石川県
  3. | コメント:0

金沢市の近代建築 5

登録文化財 上野家住宅旧診療所
金沢市石引1-15-31  「ときめき度」  
竣工 大正5年(1916年)    設計 不詳

木造2階建て、宝形造、桟瓦葺きで外壁のモルタル塗りに横目地を入れ、4本のピラスターを設け、レリーフや持送りを飾り、石造建築風のファサードを形成する。2020/5再編集

b上野家住宅旧診療所b
2012/9撮影
  1. 2017/08/18(金) 20:28:06|
  2. 石川県
  3. | コメント:0

金沢市の近代建築 4

登録文化財 ギャラリー三田 (旧三田商店)
金沢市尾張町1-8-5 「ときめき度」☆☆
竣工 昭和5年(1930年)    設計 大林組

交差点に面する部分を曲線で処理した、スクラッチタイル貼りの外観は、正面の出入り口に様式建築の装飾を集中させているのが特徴的。金沢に残る数少ない昭和初期の名物建築として親しまれている。 2020/5再編集

b旧三田商店
2009/2撮影

b旧三田商店2
2008/5撮影


  1. 2017/08/16(水) 17:06:04|
  2. 石川県
  3. | コメント:0
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