登録文化財 井波屋仏壇店 (旧林屋茶舗)
富山県高岡市守山町37-1
「ときめき度」☆竣工 明治38年(1905年) 設計 不詳
町家の正面と店舗部分を洋風とし、大きなアーチを二つ並べ、3本の柱で支えるロマネスク風の意匠が特徴的。鋳物製の唐草模様で飾る大きな半円形の窓、また店舗部の吹き抜け上部に設置された回廊の手摺などが和風の意匠であり、擬洋風建築のフォルムが明治後期の店舗として永く親しまれている。
2020/6再編集
2022/10撮影
- 2017/09/30(土) 15:40:11|
- 富山県
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若狭鯖街道熊川宿資料館宿場館 (旧熊川村役場)
若狭町熊川30-4-2
竣工 昭和15年(1940年) 設計 不詳
熊川出身で、伊藤忠商事二代目社長となった伊藤竹之助が、熊川村役場として建築。トスカーナ風の柱頭をもつ円柱が建ち、寄棟瓦葺の2階屋根の中央には越屋根が付いている。
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2012/4撮影
- 2017/09/29(金) 17:20:31|
- 福井県
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三井住友信託銀行福井支店 (旧福井信託銀行)
福井市中央1-7-1
「ときめき度」☆ 竣工 昭和9年(1934年) 設計 辻岡 通
昭和初期に建設され、空襲や震災など幾多の災害を乗り越えた近代建築物、銀行として今も現役で使われている。花崗岩などを使い、丸みを帯びた外壁には、重厚な雰囲気がある。
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2017/9撮影
- 2017/09/28(木) 20:31:18|
- 福井県
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登録文化財 福井市水道記念館 (旧足羽揚水ポンプ場)
福井市足羽1-5420
「ときめき度」☆ 竣工 大正14年(1924年) 設計 不詳
市内中央にある足羽山の東山麓に位置し、山頂の貯水池に揚水した。切妻造スレート葺、鉄筋コンクリート造二階建。外壁はモルタル洗い出しで、上下二段の大きな矩形窓や胡麻殻仕上げの柱を配し、リズム感のある外観をつくる。
2020/6再編集
2019/9撮影
- 2017/09/27(水) 18:20:41|
- 福井県
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重要文化財 敦賀市立博物館 (旧大和田銀行本店)
敦賀市相生町7-8
「ときめき度」☆☆ 竣工 昭和2年(1927年) 設計 永瀬 狂三(永瀬・吉田建築事務所)
銀行創業者の大和田荘七の意向で食堂や集会室などの市民のための機能を備えた銀行として建設した。幾何学意匠を基調にした内外観で、外観の1階の柱などはギリシャやローマ時代の古典的な意匠、2、3階の簡単な窓などは近代的な意匠で、出入口に半円アーチの庇など東洋風の独特なデザインを組み合わせている。建築当初の昇降機一式も残されている。 銀行用途だけでなく、公共的機能を兼備した銀行建築として評価され昭和の銀行建築としては全国で初めての重文指定となった。
2020/6再編集
2015/12撮影
- 2017/09/26(火) 20:46:31|
- 福井県
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登録文化財 さばえ現代美術センター (旧鯖江地方織物検査所)
鯖江市旭町1-6-6
「ときめき度」☆ 竣工 昭和10年(1935年) 設計 不詳
人絹織物検査所の事務所として建築される。屋根は寄棟造桟瓦葺、梁間中央に寄棟造桟瓦葺の車寄せがある。外壁は腰を縦羽目のドイツ下見板張り、その上部を南京下見板とし、軒下に白漆喰の小壁を残す。鯖江地方は明治から昭和にかけて多くの繊維産業関連の建物が建てられたが、現在ではそのほとんどが姿を消しており、これは往時の繊維産業を偲ぶことの出来る県内でも数少ない遺構である。
2020/6再編集
2017/9撮影
- 2017/09/25(月) 19:42:51|
- 福井県
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旧北川医院越前市若松町1-38
竣工 大正3年(1914年) 設計 不詳
大正ロマンが漂う洋風建築。玄関の瀟洒なポーチは後の改造による。仕上げの異なる左官仕上げで外壁を構成し、全体に軽やかなデザインを見せる。越前市の「まちなか博物館」に指定されている。
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2007/6撮影
- 2017/09/24(日) 21:50:50|
- 福井県
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中留織物(有)事務所越前市中津山町19-1
竣工 昭和8年(1933年) 設計 不詳
行脚中に偶然、遭遇した建物。越前地方は繊維織物の産地でもあり、昭和時代の主要産業のひとつであったことを連想させる。今なお現役の事務所はその歴史を感じさせる。
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2017/9撮影
- 2017/09/23(土) 20:36:22|
- 福井県
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福井特殊紙(株)事務所 (旧西野製紙事務所)
越前市定友町13-7
竣工 明治40年(1907年) 設計 不詳
古くから越前和紙の産地であった今立にて西野家が手すき製紙工場として操業。当時は洋風建築物が大変めずらく遠方からもこの事務所を見学するために沢山の人が訪れたとの事。入母屋屋根の和風の中にもステンドグラスの欄間がある玄関回りや様々な意匠に和と洋の融合がある点が特徴的である。
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2017/9撮影
- 2017/09/23(土) 20:08:45|
- 福井県
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越前市島会館越前市粟田部町22-21
竣工 昭和11年(1936年) 設計 今藤仁三郎(今藤工務店)
東京で印刷会社を経営していた島連太郎氏の寄付により図書館として建築。現在は地区の集会所として活用されている。階段室のスチール製のカーテンウォールや地下室を利用した自然の空調設備など当時の先端を行く昭和モダン建築で、訪問した際、地元の方の好意で内部も見学させていただいた。島会館に対する皆さんの愛着と誇りを感じることができた。市指定歴史的建造物に選定されている。
2020/6再編集
2017/9撮影
- 2017/09/22(金) 20:27:05|
- 福井県
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