登録文化財 アンドリュース記念館(旧近江八幡YMCA会館)
近江八幡市為心町中31 竣工 昭和10年(1935年) 設計 W.M.ヴォーリズ
入母屋造桟瓦葺。釉薬瓦の赤とモルタル仕上げ壁の白が好対照をなし、親しみのある佇まいを見せる。
- 2018/01/31(水) 13:45:00|
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旧近江八幡郵便局近江八幡市仲屋町中8 竣工 大正10年(1921年) 設計 W.M.ヴォーリズ
日本のスパニッシュ建築の初期のものとして注目を集め、正面外観の曲線を描く妻壁、軒裏の化粧垂木に「スパニッシュ・ミッション様式」の特徴が見られる。緩い勾配の寄棟屋根で庇が張り出しているところ、教会建築に取り入れられるバロック風の切妻壁や、赤い屋根瓦と垂木の端を露出させている点が特徴。外観はシンメトリーを原則とし、中央部分にペディメントを施したポーチコがある。ペディメントはパラペット形のバロック風切妻壁。ダブルハング・ ウィンドウが一対で左右対称に取り付けられる。玄関扉の側には採光用側窓がある。
- 2018/01/30(火) 20:58:58|
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県指定有形文化財 一柳記念館(ヴォーリズ記念館)
近江八幡市慈恩寺町元11 竣工 昭和4年(1931年) 設計 W.M.ヴォーリズ
木造の外壁と赤い瓦屋根に白い煙突を持った瀟洒な洋館は、アメリカから英語教師としてこの地に在住。その居宅を記念資料館としたもの。彼は建築家としても活躍し、全国で教会や学校、ホテルなど1600件にものぼる建物を設計した。
- 2018/01/29(月) 20:33:37|
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県指定有形文化財 旧柳原学校近江八幡市安土町下豊浦6678 竣工 明治9年(1876年) 設計 清水吉平
地元民の寄付によって建てられた。瓦に漆喰壁という日本建築であるが、浅葱色の塗装とバルコニー廊下、鎧戸によって洋風に見える。鐘楼のような塔には太鼓が吊るされている。擬洋風建築としての価値が認められる。
- 2018/01/28(日) 20:13:28|
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県指定有形文化財 旧安土巡査駐在所近江八幡市安土町下豊浦6678 竣工 明治18年(1885年) 設計 水原正二郎
柱を塗り込む大壁の白漆喰壁で、玄関部分は両折のガラス扉、扉上部の木製庇はアーチを描く。玄関の上部はさらに切妻屋根を立ち上げ、妻面をペディメント風に漆喰で縁取り、中央に菊の紋章を飾る。軒は蛇腹を造り出し、軒裏まで漆喰で塗り込む。隅柱部分は切石を化粧積みし、壁面の1・2階境は石造の胴蛇腹で区切る。明治の早い時期に地元の大工によって建てられたもので、在来工法を基本としながらも、随所に洋風建築の意匠や技法を巧みに融合させて、瀟洒にまとめられている。外観は洋風を真似た意匠で統一されている。
- 2018/01/27(土) 21:23:27|
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登録文化財 白雲館 (旧八幡東学校)
近江八幡市為心町元9 竣工 明治10年(1877年) 設計 高木作右衛門
主屋に翼舎をはりだした凹字形の形態をとる。漆喰塗系の擬洋風建築で玄関上部の唐破風と屋根上の太鼓楼との取り合わせは開智学校の造形に類似している。
- 2018/01/26(金) 17:44:12|
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登録文化財 比叡山鉄道ケーブル延暦寺駅舎 大津市坂本本町4244 竣工 昭和2年(1927年) 設計 不詳
入口の庇を支える金属製の持ち送りや2階の縦長の窓は坂本駅舎と共通する意匠だが、全体にやや重厚な仕上げとなる。待合室は腰にタイルを張り、柱や梁・壁の境に陶器ビート繰型状の縁取りをつけるなど装飾を施す。坂本駅とも広く親しまれた駅舎である。
- 2018/01/25(木) 19:26:29|
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登録文化財 石田家住宅洋館(石田歯科医院)
大津市中央1-409 竣工 昭和12年(1937年) 設計 不詳
大津市の中心部に昭和の洋館がある。現在も奇麗に手入れされて、歯科医院として使用中。切妻造で、深緑色のスパニッシュ瓦を葺く。2階は中央に小さなバルコニーを設け、上部にタイルを縁取った丸い文様を飾り、切妻屋根を掛ける。外壁はグレーのリシン仕上げで、窓枠を薄桃色に塗る。伝統的な町並に彩りを添える。
- 2018/01/24(水) 19:46:47|
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登録文化財 龍谷大学瀬田学舎樹心館(旧大阪南警察署庁舎)
大津市瀬田大江町字熊ヶ谷3-14 竣工 明治18年(1885年) 設計 不詳
警察署庁舎として建築され、その後、明治41年に現龍谷大学大宮学舎の図書館として移築され、その後さらに移築、本願寺宗務所として活用された。平成6年に現在地に移築され、「樹心館」とし、現在に至っている。木造2階建、寄棟造瓦葺で、外壁は下見板張となっている。正面に張出された玄関ポーチでは、1階の欄間にアカンサスの彫刻を飾り、2階のベランダにはイオニア式オーダーを並べてペディメントを支持している。3度の移築を重ねながらも当初の外観がよく保持され、希少な明治期の警察署の遺構として擬洋風建築の趣を現在に伝える貴重な遺構である。
- 2018/01/23(火) 19:41:59|
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登録文化財 大津市社会教育会館(大津市旧大津公会堂)
大津市浜大津1-72-1 竣工 昭和9年(1934年) 設計 不詳
スクラッチタイルで覆われた、ライト風やアールデコ風の特徴を併せ持つデザインである。近年は、老朽化により、耐震性にも問題を抱えていたが、市民を中心に起こった保存運動の後押しを受けて、集会と商業の複合施設として整備され、リニューアルオープンした。
- 2018/01/22(月) 20:14:54|
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