川越電化センター (旧リューリ商会)
函館市末広町18-30
竣工 大正11年(1921年)頃 設計 不詳
ロシアの貿易会社リューリ商会の店舗だったこの建物は大正10年の函館大火後に建設された。窓周りの木彫装飾、一階と二階の間の帯状装飾、北国では珍しいアーチ型の開放的なバルコニーなど、外国商館の雰囲気を漂わせており、函館市伝統的建造物に指定されている。
- 2019/01/31(木) 10:47:20|
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重要文化財 太刀川家住宅店舗 &
太刀川家洋館函館市弁天町15-15
竣工 明治34年(1901年) 洋館 大正4年(1915年) 設計 不詳
かつての海岸通の繁栄を伝える商家の一つで、鉄柱で1階梁上の3連アーチを支える意匠。煉瓦の壁を漆喰で仕上げ、左右に卯建がついている防火造り建築の代表格となっている。
洋館は、応接専用室として増築したもので、2階部分の破風や軒下に彫りの深い植物模様が施され、アカンサス葉状のブランケットの彫りも丹念につくられている。
- 2019/01/30(水) 09:33:12|
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道指定文化財 市立函館博物館郷土資料館 (旧金森洋物店)
函館市末広町19-15
竣工 明治13年(1880年) 設計 池田直二
明治12年の大火での被災を機に、壁面や屋根裏まで煉瓦を使用し、表面を漆喰で仕上げた明治調のモダンな擬洋風建築。明治40年の大火では、周囲の店舗がことごとく焼失する中で、金森洋物店のみが類焼を免れた。
- 2019/01/29(火) 09:31:56|
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重要文化財 函館ハリストス正教会復活聖堂函館市元町3-13
竣工 大正5年(1916年) 設計 モイセイ河村伊蔵
ロシアビザンチン様式の建築で、緑の屋根と真っ白の壁のコントラストが美しい、日本初のロシア正教会聖堂。
- 2019/01/28(月) 08:55:19|
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道指定文化財 旧北海道庁函館支庁庁舎函館市元町12-18
竣工 明治43年(1910年) 設計 家田於菟之助
玄関ポーチのペディメントを支えるエンタシス風の柱が特徴的な玄関回りは、明治の木造建築の中でもひときわ美しいもので、公会堂や教会群の点在する元町界隈に彩りを添えている。現在は函館市写真歴史館・函館市元町観光案内所として活用されている。
- 2019/01/27(日) 17:04:17|
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重要文化財 旧函館区公会堂 本館函館市元町11-33
竣工 明治43年(1910年) 設計 小西朝次郎
アメリカのコロニアル風で、ブルーグレーとイエローの色が特徴的な美しい擬洋風建築。左右対称のポーチを持ち、回廊で結ぶ中央にベランダを配し、屋根は瓦葺きで屋根窓を持つ。中央のバルコニーと上部のペディメントの形や姿、そして円柱に素朴さがあり親しみがもてる。円柱は遠くからはコリント式に見えるが、柱頭飾りや彫溝のデザインは和風色が強い。正面両側の破風飾りは和風の唐草模様となっている。現在、耐震補強を含めた大規模な保存修理工事が実施されており2021年完工予定。
- 2019/01/26(土) 16:45:08|
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登録文化財 上川倉庫事務所 旭川市宮下通11丁目1604-1
竣工 1913年(大正2年) 設計 不詳
東面に煉瓦の煙突を建ちあげた下見板張洋館で、妻面をペディメント状に造り、ファイニアルを載せ、2階中央に要石及び額縁飾付半円アーチ窓を配するなど正面妻側に丹念な意匠を施す。事務所のほか倉庫群も含めたエリアが新しい地域文化を育む拠点として再活用されている。
- 2019/01/25(金) 18:26:07|
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旧竹村病院六角堂旭川市春光5条7-5-35(中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館敷地内)
竣工 明治34年(1901年) 設計 不詳
市内4条12丁目にあった旧竹村病院の玄関を飾る塔屋として、建てられたもの。2階建の壁面と六面の屋根で構成され、1階はアーチ状の玄関と三角形ペディメント風小屋根を設けた窓となっている。一方、2階の玄関はペディメント、窓はアーチ状で、上下階の造りが反対となっていているなどの特徴があり、建築家の遊び心が感じられる。昭和43年に竹村病院が解体された際、一部を現在地に移築された。
- 2019/01/24(木) 19:51:35|
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重要文化財 中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館 (旧旭川偕行社)
旭川市春光5条7-5-35
竣工 明治35年(1902年) 設計 陸軍臨時建築部
建築様式は北海道の開拓期に代表される建築物共通のコロニアルスタイルで、アーチ型のペディメントと2階のベランダおよびバルコニー、半円形の6本の柱に支えられたポーチなどに特徴が見受けられ、洋風のクラブ建築として意匠と保存状態も優れている。
- 2019/01/24(木) 17:58:18|
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市指定文化財 小樽芸術村 (旧三井銀行小樽支店)
小樽市色内1-3-10
竣工 昭和2年(1927年) 設計 曾禰中條建築事務所
正面の外壁に石積みの 5 つのアーチを連ね、軒に彫刻を施したルネサンス様式の趣のある建物。内部は吹き抜けに回廊がめぐり、天井に石膏彫刻の模様が飾られている。関東大震災後に耐震構造の指針となった最先端の鉄骨鉄筋コンクリート造り。

- 2019/01/24(木) 17:21:16|
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