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近代建築巡礼

北九州市の近代建築 20

登録文化財 赤煉瓦写真館 (旧帝国麦酒組合棟)
北九州市門司区大里本町3-6-1
竣工 大正6年(1917年)     設計 林栄次郎

平屋建ての小さな煉瓦造りは、組合棟だったもの。醸造棟(工場)と事務所棟(管理)の間に組合の建物があった。

b赤煉瓦写真館

  1. 2019/04/30(火) 13:19:53|
  2. 福岡県
  3. | コメント:0

北九州市の近代建築 19

登録文化財 赤煉瓦交流館 (旧帝国麦酒原料倉庫)
北九州市門司区大里本町3-11-1
竣工 大正2年(1913年)    設計 不詳

2棟の切妻の煉瓦造り倉庫が並立し、現在は多目的ホールやビアレストランなどの店舗として活用されている。

b赤煉瓦交流館
  1. 2019/04/29(月) 09:02:33|
  2. 福岡県
  3. | コメント:0

北九州市の近代建築 18

登録文化財 旧サッポロビール九州工場 醸造棟 (旧帝国麦酒醸造棟)
北九州市門司区大里本町3-6-1
竣工 大正2年(1913年)    設計 林栄次郎

建物をコの字状に連結して並べ、周囲にアーチ窓を開く。ビール製造過程に従って異なる高さの建物が組み合わされ、大規模な特徴のある多様な外観を見せている。

b旧サッポロビール醸造棟

  1. 2019/04/29(月) 08:38:17|
  2. 福岡県
  3. | コメント:0

北九州市の近代建築 17

登録文化財 門司麦酒煉瓦館 (旧帝国麦酒事務所)
北九州市門司区大里本町3-6-1 
竣工 大正2年(1913年)     設計 林栄次郎

ドイツ城郭風の装飾の多いゴシック様式で建てられており、左右対称かつ縦軸を強調した鋭いスタイルを特徴としている。現存する最古の本格的鉱滓煉瓦建築である。(鉱滓煉瓦はスラグ煉瓦とも言い、八幡製鐵が生産工程で出した残滓を再利用して造った灰色がかった煉瓦)

b門司麦酒煉瓦館
  1. 2019/04/28(日) 13:06:22|
  2. 福岡県
  3. | コメント:0

北九州市の近代建築 16

マリーゴールド門司港迎賓館 (旧福岡銀行門司支店)
北九州市門司区港町2-21
竣工 昭和25年(1950年)    設計 不詳

戦後に銀行の支店として建築された。ドリス式オーダーを持つ古典主義的な設計で、外観は石造り風のモルタル塗り。現在は結婚式場及びレストランとして活用されている。

b旧福岡銀行門司支店
  1. 2019/04/27(土) 18:28:15|
  2. 福岡県
  3. | コメント:0

北九州市の近代建築 15

ホーム・リンガ商会
北九州市門司区港町9-9
竣工 昭和37年(1962年)    設計 不詳

建物のファサードで最も目を引くのが、エントランスとその上にある半円形の窓。左右の窓をシンプルに抑えることで、建物のシンメトリーを改めて強調している。全体的な色使いは淡いピンク色と白色を使い、清楚な印象で英語の広告表示がなんともお洒落。1868年、イギリスの貿易商F・リンガーがE・ホームとともに設立したホーム・リンガー商会が前身、第二次世界大戦で廃業を命じられ、戦後、再設立され、外国船舶の代理店業を営んでいる。

bホームリンガー商会


  1. 2019/04/26(金) 16:37:41|
  2. 福岡県
  3. | コメント:0

北九州市の近代建築 14

門司郵船ビル (日本郵船門司支店)
北九州市門司区港町7-8
竣工 昭和2年(1927年)    設計 八島 知

この地域で最初のアメリカ式オフィスビルで、改修により現在はシンプルな外観だが、デザインはアール・デコの影響を受け、合理的な平面を生かして経済的で実用性が高い様式になっている。

b門司郵船ビル

  1. 2019/04/25(木) 20:26:29|
  2. 福岡県
  3. | コメント:0

北九州市の近代建築 13

関門海峡らいぶ館 (旧三井物産門司支店)
北九州市門司区西海岸1-6-2
竣工 昭和12年(1937年)    設計 松田軍平

竣工当時は九州で一番の高さを誇っていたという。アメリカ摩天楼建築に見られる縦軸を強調し、装飾を少なくした建物であるが、軒部分や玄関に見られるデザインが建物全体のインパクトを引き締める効果を生み出している。設計者の松田軍平は、この建物と道路を挟んで移築された「旧門司三井倶楽部」を設計した松田昌平の弟。

b三井物産門司支店


  1. 2019/04/24(水) 07:21:35|
  2. 福岡県
  3. | コメント:0

北九州市の近代建築 12

北九州銀行門司支店 (旧横浜正金銀行の門司支店)
北九州市門司区清滝2-3-4
竣工 昭和9年(1934年)    設計 桜井小太郎

英国風古典主義のデザインでまとめられ、正面玄関の2本の円柱が印象的。横浜正金銀行は外国為替の取り扱いを専門としていた特殊な銀行で、かつて門司は九州及び西日本の金融の中心地だったことが伺える。

b北九州銀行門司支店
  1. 2019/04/23(火) 07:33:10|
  2. 福岡県
  3. | コメント:0

北九州市の近代建築 11

杤木ビル
北九州市若松区本町1-15-10
竣工 大正9年(1920年)    設計 松田昌平

当時、まだ珍しかった鉄筋コンクリート造が特徴で、外観は1階が石張り、2・3階が小口タイル張り。装飾的な部分は、3つのひし形をアレンジした模様が道路側壁面、玄関廻りに見られる。

b朽木ビル


  1. 2019/04/22(月) 13:09:25|
  2. 福岡県
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