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近代建築巡礼

佐渡市の近代建築 5

相川郷土博物館 (旧御料局佐渡支庁鉱山事務所)
佐渡市相川坂下町20
竣工 明治22年(1889年)    設計 不詳

奥には2階建ての建物も存在している。御料局とは明治憲法下で皇室財産を管理した政府機関で、そのため屋根瓦は菊の御紋が入っている。当時、佐渡金山が徳川幕府から明治政府を経て皇室の財産となったためで、国指定史跡にもなっている。昭和31年に博物館として開館したが老朽化のため2020年度以降に閉館が予定されている。

b旧鉱山事務所

  1. 2019/07/11(木) 08:54:18|
  2. 新潟県
  3. | コメント:0

佐渡市の近代建築 4

相川文書館 (旧相川銀行社屋)
佐渡市相川坂下町20(相川郷土博物館敷地内)
竣工 大正2年(1913年)     設計 不詳

木造平屋建ての小規模な建物ではあるが、当時の相川地域が鉱山で繁栄していた証を感じる洋風建築。現在は博物館の背後に移築されているため、ひっそりと佇んでいる感がある。

b旧第四銀行相川支店




  1. 2019/07/10(水) 13:22:50|
  2. 新潟県
  3. | コメント:0

佐渡市の近代建築 3

旧熊谷歯科医院
佐渡市畑野町533
竣工 大正初期    設計 不詳

木造横板張りで2階の縦長の上げ下げ窓とその上部の半円型の飾りが特徴的。

b熊谷歯科医院


  1. 2019/07/09(火) 12:25:46|
  2. 新潟県
  3. | コメント:0

佐渡市の近代建築 2

登録文化財 森医院病院棟
佐渡市真野新町502-甲
竣工 昭和7年(1932年)    設計 加藤新右衛門

外壁は柱内を下見板張とし、軒を持送りで支持し、手摺付の切妻屋根を造り、アクセントにする。薄緑色を基調とする特徴的な外観の和洋折衷の病院。

b森医院病院棟


  1. 2019/07/08(月) 08:51:38|
  2. 新潟県
  3. | コメント:0

佐渡市の近代建築 1

登録文化財 旧相川税務署本館
佐渡市相川長坂町16
竣工 昭和6年(1931年)    設計 不詳

外壁は下見板張、正面中央に印象的な腰折屋根を付け、軒に切妻屋根を飾る突出部を両端に設け、縦長窓を施し、垂直性を強調した左右対称の洋風建築で、相川市街地のランドマークとなっている。

b旧相川税務署
  1. 2019/07/07(日) 16:44:25|
  2. 新潟県
  3. | コメント:0

新潟市の近代建築 15

レストラン ネルソンの庭  (旧新潟県副知事公舎 洋館)
新潟市中央区営所通2番町692-6
竣工 大正10年(1921年)     設計 不詳

市内に残る最も古い洋館付き住宅は、明治後期から昭和にかけて多く見られた和洋折衷住宅の典型。当初、売却予定だったが保存運動の結果、公募貸付けによりレストランとして活用されている。

b新潟副知事公舎

  1. 2019/07/06(土) 08:19:58|
  2. 新潟県
  3. | コメント:0

新潟市の近代建築 14

登録文化財 木揚場教会
新潟市中央区礎町通1-1957
竣工 大正15年(1926年)    設計 不詳

浄土真宗大谷派の仏教施設。白亜の建物は一見キリスト教会風だが、後ろへ廻ると寺院様式の和洋折衷建築が取り入れられている。若者を多く勧誘するため、全体に洋風の要素を取り込み、ハイカラに見せたと伝えられている。

b木揚場教会

  1. 2019/07/05(金) 09:35:23|
  2. 新潟県
  3. | コメント:0

新潟市の近代建築 13

登録文化財 新潟大学旭町学術資料展示館 (旧新潟師範学校記念館)
新潟市中央区旭町通2番町746
竣工 昭和4年(1929年)    設計 清水組

昭和初期に流行したネオ・ゴシック様式で、外壁は1階腰に人造石を廻し、他はスクラッチタイル張り。縦長の窓と、正面と両側面には柱型を付けている。

bあさひまち展示館
 
  1. 2019/07/04(木) 07:58:14|
  2. 新潟県
  3. | コメント:0

新潟市の近代建築 12

吉野印刷 (旧吉野活版所)
新潟市中央区古町通10
竣工 大正5年(1916年)    設計 吉野松次郎(自家設計)

明治36年の創業で、木造モルタル建築。新潟で初めてといわれるエレベーターも残っている。全体のプロポーションや中央部の装飾など、看板建築としての完成度は高い。

b吉野活版所


  1. 2019/07/03(水) 09:59:26|
  2. 新潟県
  3. | コメント:0

新潟市の近代建築 11

復元 旧新潟税関 石庫
新潟市中央区緑町3437
竣工 明治2年(1869年)/昭和57年復元    設計 不詳

税関に持ち込まれた品物を行き先が決まるまでの間、保管する保税倉庫。老朽化が進んだため、昭和38年に解体されたが、当時の場所で復元された。木造だが、防火のために外壁に石が張られているため石庫と呼ばれている。

b新潟税関倉庫 (2)



  1. 2019/07/02(火) 20:54:27|
  2. 新潟県
  3. | コメント:0
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