登録文化財　伊東家住宅主屋 （旧松下家住宅）
富山県高岡市中田木村4760
竣工　昭和5年（1930年）　　　　設計　山田醇

南の庭側に縁とテラスがあり、傾斜の強い入母屋屋根に突き上げ窓が付く。山田醇は住宅建築設計の先駆けとして有名。


2022/4撮影

市指定文化財　脇町劇場 （オデオン座）
徳島県美馬市脇町猪尻西分140-1　　　「ときめき度」☆☆
竣工　昭和9年（1934年）　　　　設計　不詳

西洋風のモダンな外観で、回り舞台、奈落などを備えた本格的な芝居小屋として建てられた。映画の斜陽化と建物の老朽化が重なり、閉館後に取り壊される予定だったが、映画「虹をつかむ男」のロケ地に使われ、それが市民の保存運動につながって現在に至る。「オデオン座」は劇中の劇場名。


2022/10撮影

旧貞光劇場
徳島県美馬郡つるぎ町貞光西浦127-4　　　「ときめき度」☆
竣工　昭和7年（1932年）　　　　設計　不詳

徳島に現存する芝居小屋としては最古で、映画館としても利用された。2011年に休館したが、現在も貞光のシンボル的な建築物として保存されている。当初の外壁はベージュ色に塗られていたようだが現在は鮮やかエメラルドグリーンで存在感のある建物。


2022/10撮影

登録文化財　旧北室醫院診療所
徳島県美馬郡つるぎ町半田松生182-1　　　　　「ときめき度」☆
竣工　大正10年(1921年)　　　　　　　設計　不詳

正面に切妻破風と車寄を設け、外壁は柱を表し、小壁を漆喰塗、他は板張とする。近年の修復工事で、鮮やかな緑色で縁取られた当時の姿によみがえった。


2022/10撮影

登録文化財　三好市三野支所　（旧三野町役場庁舎）
徳島県三好市三野町芝生1039　　　「ときめき度」☆
竣工　昭和9年 (1934年)　　　　設計　不詳

外観は左右対称で２階には半円アーチ窓を設け、中央部の腰折屋根や、独特の意匠をもつ付柱などが特徴的な洋風庁舎。


2022/10撮影

旧三縄郵便局
徳島県三好市池田町中西ホリ1415-11　　　「ときめき度」☆
竣工　昭和7年（1932年）　　　　設計　不詳

下見板貼りに軒下は漆喰壁仕上げ。中央に三角破風を設け、窓間にはオーナメントを配する。アーチを構えた玄関ポーチ、マンサード屋根等、意匠的に 見所の多い建物。


2022/10撮影

登録文化財　石崎汽船旧本社
愛媛県松山市三津1-4-9　　　　「ときめき度」☆☆
竣工　大正13年（1924年）　　　　　　　　設計　木子七郎

正面は左右対称形、外壁は白色タイル張り、腰壁部は人造石洗出し、玄関上にバルコニー手摺りを張り出し、レリーフをあしらい当時としてはハイカラな建物。


2022/10撮影

登録文化財　愛媛大学附属中学校 章光堂（旧 旧制松山高等学校講堂）
愛媛県松山市持田町1-5-22 　　　　 「ときめき度」☆☆
竣工　大正11年（1922年）　 　設計　鳥海他郎（文部技師）

大正期を代表するヨーロッパ風のモダン建築で、屋頂に左右対称の塔を持つルネサンス様式の外観とギリシャ・ローマ時代のトスカナ様式の円柱からなる車寄せを配置した木造建築。


2022/10撮影

登録文化財　愛媛県教育会館
愛媛県松山市北持田町131-1
竣工　昭和12年（1937年）　　　　設計　浅香了輔 （愛媛県技師）

木造３階建の重厚な建物で、昭和初期に主に公共機関に用いられた、洋風建築に城郭風の屋根を乗せた帝冠様式と呼ばれる意匠が特徴的。


2022/10撮影

登録文化財　松山地方気象台　（旧愛媛県立松山測候所）
愛媛県松山市北持田町102
竣工　昭和3年（1928年）　　　　設計　戸村秀雄（県建築技師）

縦長の上げ下げ窓、石張り風の外壁に帯状のタイル張り、メダイオン装飾などが特徴的な建物。


2022/10撮影